ニオイ問題 その5-中1の3月ー
3/23に滋賀県教育委員会に意見書を提出するために私たちが文書作成に勤しんでいた3/22。
尚更のように担任からのどかに
「何か今は対策はとっているか。」と。
のどか「友だちに話を聞いたところ皆大したことではないと言われた。」
担任「親しい奴はそりゃ悪く言わないだろう・・・でも陰で迷惑している人がいないとは限らないし。」
あれだけ聞き取り調査をした結果、それほどまでに迷惑をかけているのであれば少しはそのようなことを聞いたとかいう答えが返ってくるのではないでしょうか?
二人の先生以外には誰一人としてのどかの「ニオイ」が問題だという発言はなかったのにこの期に及んで何を言うのかとあきれました。
さらに担任は「一体誰がそう言ったのか?」
と証言者の名前までわざわざ聞き出したそうです。
当人たちを威圧するつもりなのでしょうか?とても不健全な精神構造を感じます。
一方で「被害者」が誰なのかは一切私たちには言わないで・・・
「みんな僕のことをクサイって思って陰で憎んでるんだ。」
「僕が気づかないだけだってこと?」
「先生がクサイって言うんだもん・・・」
「そんなに嫌われてるんだったらもう学校なんか行けない・・・」
そんな風に思い込んでしまって誰にも相談できないまま不登校になったり、果ては自殺したり・・・そんなことが起こっても何も不思議ではない事態だったと思います。
前にも書きましたが、たまたまのどかが私たちにも日ごろからいろいろなことを話してくれる子で現実的に物事を解決しようと努力してくれたからのどか自身も先生たちの言葉には傷つくことなくいてくれただけです。
「結局、特に迷惑をかけていたわけではなかったみたい。」と先生方に怒るよりみんなに迷惑かけてなかったことに安堵している様子に「そんな風に気にしていたのか。」と胸が詰まりました。
3/23、県の教育委員会に出向きこちらで用意した「意見書」を提出しました。
「意見書」は長いので別ブログに全文公開します。
よろしければご覧ください。
対応された教育委員会のお二人は言葉を失っておられました。
「これはあまりにひどい行き過ぎた指導というか・・・」
「何もかもご両親の仰る通りだと思います。」
こちらから一番気になっていた「ファブリーズ」のことを質問してみました。
「いろいろな理由でニオイがする生徒に対してファブリーズを教師が用意しふりかけるという指導を推奨されているのですが?」
県教委「そういう指導は絶対にありえません。衛星に関しての指導というか対策としてネグレクトなどが原因でお風呂に入れていない生徒が、生徒本人が希望する場合に保健室などで髪を洗うなどということがごくまれにあるぐらいでファブリーズを用意してふりかけるなどありえません。」
「これは今すぐ県の教育委員会の方から学校長に指導させていただきます。よろしいでしょうか?」とその場で言われました。
滋賀県の教育委員会に意見書を提出に行く前にもちろんのどかと相談しました。
今回の事はあまりにもひどいので今後のためにも文書で残しておいた方がいいこと。
筋として校長に伝えるべきであること。
ただ校長だけに伝えても何も変わりはないと予測できるので更に上の管轄に伝えた方がいいこと。
といっても高島市の教育委員会と学校とは目の前という立地ということもあり、客観的に意見を求めたいため滋賀県の教育委員会に提出すること。
を確認していました。
滋賀県の教育委員会に伺う直前にまず中学校に寄り、校長先生宛に文書を提出しました。
のどかとも相談した結果、まずは校長先生の対応を見てからこちらの対応を考えようということになりました。
そのため県の教育委員会の方々は「今すぐ指導します。」と言われたのですが、「校長先生の対応を待ってからにします。」とお伝えしました。
そして校長先生は・・・
すぐに電話がかかってきて「お詫びに伺います。」と。
校長先生お一人で来られ「申し訳なかった。二人の教師の指導に行き過ぎた点があったとお詫びします。」とのことでした。
一応校長先生が謝りに来られたのとすでに3月の終業式の前日ぐらいのタイミングでのどかに意向を確認したところ「別に先生たちを指導してもらうとかそんなことを今更希望してない。」と言うのであえて県の教育委員会の方からの指導は止めてもらいました。
ただし、今後またこのような事が起こる可能性も大いにあるので「記録として残す」ことを希望しました。
というわけで実際の対応はこんな感じで終わったのですが、謝りに来られた校長先生も3学期最後にのどかと話した担任の先生も全くこちらの意向・この問題の本質と思われることを理解されてないことがはっきりわかりました。
そのお話はこの次に続きます・・・