自主休校のススメ(←不登校のススメ)  2020年4月

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新型肺炎 COVID-19 の感染拡大防止として、安倍首相が唐突に全国の学校休校措置を要請した3月初旬。イ ベントなどの自粛要請と休校要請のみで戸惑う声も多く、何より文科省も何も聞いていなかった?現場の先 生方は、保護者からの問い合わせの電話で知ったというあまりにもお粗末な事態に呆れるばかりでした。


やり方は本当にひどいし、政府にきちんとした対応を求めるべきだとは思いますが、休校措置自体は感染防 止という点においては、意味のあることだと思います。 最近になって厚生労働省が発表した密閉・密集・密接にぴったり該当する学校。
それなのに感染者数が増えて、東京や近県 4 県が自粛要請を呼びかけた 3 月 28 日㈯の首相会見では、休校解除の方針。

何故危険だと厚労省自ら発表している三密の場所、学校を再開させようとするのでしょう。本当 に意味がわかりません。

最近、毎日毎日政府からの発表があるたびに「頭おかしいんじゃないかな」とつい口癖のように言ってしま います。理解できないことが多すぎて、時々本当に現実に起きていることなのか?

和牛とかお魚とか?この人たちは、一体どういうつもりで方針を立てているのだろうか? 現状をどう考えているのだろうか?と疑問でいっぱいです。 コロナウィルスへの不安もますます広がる中での休校解除。意味がわかりません。

子どもは無症状が多いから心配ない、とかそんなこと何の説得力もありません。 ほとんどの子どもが無症状で元気なまま気付かず過ごせたとしても、我が子だけ具合が悪くなったらどうし てくれると言うのでしょう? 子どもはたまたま元気だったとしても親や祖父母に感染してしまって、その中の誰かが亡くなったらどうし てくれるのでしょうか? あまりにも無責任だと思います。

学校再開を希望する声もあるという意見もあるようです。 学校が大好きな子どもたちや先生方、子どもたちが学校に行かないと仕事を休まなくてはならなくなる両親 などなど。
学校が大好きな子どもたちでも、感染のリスクがある場所だときちんと説明すれば「感染してもいいから行 く」とは言わないでしょう。 勤勉な先生方でも、感染の危険性を本当に感じていたら、子どもたちを感染させるかもしれない場所の再開 を望むことはないでしょう。子どもたちが感染し、子どもたちの両親が感染し、子どもたちの祖父母が感染 する。他の国の状況を見ていても、その中の誰かが重症化し、死に至ることは容易に想像できるのでは、と 思うのですが。 子どもたちをそんな危険にさらすことは、もちろんあってはならないことですが、先生方も感染する可能性 だってあるのです。先生方が感染し、その家族に感染してしまい、その中の誰かが重症化し、死に至ること も起こり得るのです。 子どもたちが学校に行かないと仕事を休まなくてはならなくなる両親も、子どもたちが感染する危険性を本 当に理解すれば、休校を希望すると思うのです。

不要不急の外出を自粛するように、三密を避けるようにと政府は言っています。 感染の可能性を少しでも減らすために各自で本当に危険だという認識を持たなければならないということで す。 それなのに、休校に関しては各自治体の判断に任せるなんて無責任この上ないと思います。
他のイベント自粛や何もかもが無責任です。現場に判断を任せ、負担も損失も押し付ける無責任な政府なの でまたかと思うだけですが。

一昨日、Twitter で #命守るために学校を一斉休校に に参加しました。 感染数が現在、少ないところだってどこにどれぐらい無症状の感染者がいるかわからないのです。 どうして、それがわからないのか理解に苦しみます。 現状で感染者数が少ないところこそ、今は休校措置を延長してできるだけ外出しないようにして、感染の ピークが過ぎるのをただひたすらじっと耐えて待つしかないのです。
嵐の時にうろうろ歩き回っている動物はいません。 どの動物もそれぞれの棲み処に入ってじっとしているではないですか。 人間も同じだと思うのです。どうしても出て行かなければならないお仕事の方は、戦場に出ている戦士なの です。一般人は、せめて戦士の足手まといにならないようにできること-今できることはじっとしているこ と-をするしかないのです。
その上で必要な物資を届けるように政府にどんどん声をあげて伝えることは大切です。 勝手にこもって、勝手に野垂れ死んでおけと言わんばかりの態度には大きく抗議の声をあげるべきです。緊 急事態だから、各自で努力して工夫してなど政府に言われる筋合いはありません。 国民のために何もできない政府なら、はっきり言って存在意義はありません。

 

もっともっと、はっきりと「何もしてくれないならあなたたちは必要ない」と伝えなければ、全く何の危機 感もなく、日本人は従順で自分たちで工夫して何とかするだろう、政府側に被害が及ぶことがなければ放っ ておけばよいと思っているだけなのです。
今回の新型コロナウィルスの件で、よりはっきりしてきたことがあります。 この国の政府の言う通りにしていたら、命を奪われるということ。 この国の政府にまともな判断を期待しても無駄だということ。 これからは、自分たちで判断して自分たち自身の命を守らなければならないこと。 ただ、政府というものは存在しているのでやってもらう必要があることはどんどん大きな声で訴えなければ なりません。

自治体に休校延長を求める声を届けていきましょう。 まだここは感染者数が少ないから、大丈夫なのでは・・・いえ、無症状で感染がわかっていない人がたくさ ん潜んでいる可能性があるので大丈夫ではないのです。 児童・生徒の中で感染者が出た場合は、休校になるということです。出てから休校にしても、それまでにす でに感染してしまっている可能性が高いのです。すでに手遅れになるということです。 手遅れになってからでは遅いのです。 ならば、今すぐ学校を再開しなくてももう少し休校を延長し、在宅でできるような方法を少しずつでも考え ていくことはできないのでしょうか。 不用意に再開することでどれだけの命が危険にさらされることになるか誰もわからないのです。被害が少な ければそれでよいのではないでしょうか。 そこから学ぶことを再開すればよいのではないでしょうか。

どうしても通学している学校が再開を決めてしまったら、自主休校するしかないと思います。 命より大切なものはありません。

私には息子が 2 人いました。
次男は 11 年前、生後 8 か月で突然死しました。
次男のことは 2 年ぐらい前に記事に書いたのになかなか公開することができずにいました。
朝、起きてもう一度寝たと思っていたのに亡くなっていました。

人間って死ぬときは意外と急に死ぬものなんです。次男はそれを教えてくれました。

生きていたら今年 12 歳。のどかと一緒に楽しくいろいろなことをしていただろうと思います。


生きていたら、いつからでも学んだり遊んだりすることができるのです。 どうしても休校延長措置が取られなかったら、本当によく考えて自主休校してください。

 


命を大切にしてください。

そしてもうひとつ大切なことですが、不用意に自分達が動くことで誰かを感染させてしまうかもしれないということもよく考えなければならないと思います。