のどかの作文 小6卒業文集

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・・・のどかの作文・・・

 

ぼくが初めてこの学校に来たのは5年の秋でした。

「とてもきれいな校舎だなー。」と校舎を見た瞬間に思いました。そして「楽しそうだなぁ。」と思いました。

ぼくは、それまで学校に行っていませんでした。行っていなかったと言うと、行きたいのに行けなかったというようにとられがちですが、それは違います。

ぼくの場合は、行っても役に立たないように思ったので、行くよりも家で他の事をしている方がいいと思って学校に行っていませんでした。

そのおかげで本を読むのが好きになりました。まぁ漢字を書くのはとても苦手ですが・・・

でもこの学校は雰囲気が明るくて楽しそうだったので行きたいと思いました。そして12月1日に転校してきました。

ぼくは今も日本の学校のありかたに疑問を持っていますし意味がないと思ったらいつでも別のことをするつもりです。

そして別に学校に行かないというのは行けないのとは違います。行けないというのは行きたくても行けないことで、行かないというのはありかた自体を考えていることです。

だから学校が嫌だと思ったり、疑問に思ったりしたら学校に行かなくてもいいとぼくは思います。

 

好きな言葉:生きる

理由:何事も生きていなければおこらないから。

   みんな人生を大事に自殺なんかやめましょう。

 

これはのどかが小6の時に卒業文集に載せるということで書いたものです。

この後、先生との話し合いの中で手直しが入って卒業文集に載っているものはこの中のほんの一部と修学旅行の思い出などになっていました。

原文はこちらなのでこれがのどかが伝えたかったことです。

この作文を書く少し前にも「いじめで学校に行けなくなって自殺」などのニュースを目にしていたのでこのことを伝えたかったようです。

好きな言葉と理由は特に伝えたい言葉なのだと思います。

クラスのみんなだけでなく学校に関することで悩んでいるいろんな人に。

 

のどかの記録をまとめるブログですが、私たちの歩んできた様子が現在、学校に関することで悩んでいる子どもたちや保護者の方々、関係者の皆さんの参考になれればと思っています。