のどか監督 元町映画祭で上映決定! 中3の6月

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映画監督を目指している現在ののどか。

この度、神戸の元町映画館で7月24日㈫に開催される「第5回元町ショートフィルムフェスティバル」でのどか監督作品「ストーカーその後の幸せ」が上映作品に選ばれました。60作品ぐらいの応募の中から14作品上映ということで夢のようだと家族で大喜びしています。

連絡をいただいてからも何度もメールを見直して、本当に上映作品に選ばれましたって書いてあるし本当やわーと言ったり、頬をつねって夢じゃないよねーと言ったり。

 

「ストーカーその後の幸せ」は、2018年1月に撮影2月に完成したのどか監督の最新作。

小学校1年生の時から「映画監督になりたい」と言っていたのどかでしたが、映画をつくり始めたのは小学校4年生ぐらいからでした。映画監督になりたいと言いながらビデオカメラを持っていなかったのどかのところに当時私たちが和歌山の熊野でやっていた農家民泊のお客様として映像制作をされている方が来られたのがきっかけでした。

ご予約をいただいた時にお仕事のことがたまたまわかったので「息子が映画監督になりたいと言っているのですがどんなカメラがよいでしょうか?」という相談を事前にメールで送ったところ、泊まりに来られた時に「これは今は使っていないビデオカメラだからのどかくんに貸してあげるよ。」とプロ用のビデオカメラを貸してくださり、使い方も教えてくださったのでした。

その後も泊まりに来ていただいては編集の仕方を教えてもらったり、コマ撮りで一緒に撮ってみたり、一つの作品を作ってみたりしていただいたのです。

その後、小学校5年生の秋に高島に戻ってきて映画づくりの講座などに参加するようになり映画好きのいろいろな方にも知り合えて中学1年生の時から本格的?に自分で脚本を書いて短編映画を制作するようになりました。

1作目はほぼベテランの俳優さんの指導の元、2016年の夏に撮影した「或る夏の朝」。

2作目は夏休みに毎年参加している子どもキャンプで友達とつくった「トイレにかける少女」。

3作目は2017年2月撮影の「フクロウカフェ」。

4作目は2017年10月に完成した「ヘビメタ嫌い」。この時はのどかの撮影に興味を持ってくださった神戸の映画監督さんが撮影に立ち会ってくださっていろいろアドバイスをいただきました。

「ストーカーその後の幸せ」は5作目です。

私たちは映画制作については全くちんぷんかんぷん。撮影や完成上映会で皆さんにお食事をお出しするぐらいしかできなくて、すべてのどかが映画をつくるということで集まってくださるいろんな方々に協力していただき教えてもらって完成した作品ばかりです。

5作目ともなると、のどかも少しは監督らしくなれたかなと言っていましたがまさか映画館で上映される映画祭で選ばれるとは思っていませんでした。

 

2作目の「トイレにかける少女」以外の全作、主演女優を務めてくれていた大学生のMさんが大学卒業して東京に行ってしまったのでこの「ストーカーその後の幸せ」が最後の出演となり(いつかまた出演していただける日を楽しみにしていますが)、のどかにとってもひとつの区切りとなる作品となったので尚更喜んでいます。

Mさんには一緒に脚本を考えてもらったり、企画段階から「のどかはどんな感じにしたいん?」とのどかのアイデアを形にする手助けをしてもらったり、「フクロウカフェ」では映画をつくりたい!という気持ちはあるけどアイデアが浮かばなかったのどかの代わりにほぼ脚本を書いてもらったり、撮影の時は主演女優と言うよりスタッフとしてのどかが全然わかっていなかった段取りまで考えてくれたり・・・

とお世話になりっぱなしでした。これまでの作品はMさんの存在なくしてはありえないものでした。忙しい毎日を送っているようなので7月24日の上映は観ていただけないと思いますが、早速お知らせを送りました。

 

現在、のどかは9月撮影予定の新作の脚本を仕上げています。

こちらは、のどかより少し年上の高校生の女の子たちと相談しながら脚本をつくっていっています。初めて同世代の子たちだけで企画を考えるという新しい試みです。

 

今回の元町映画館での上映は次の作品づくりへの励みとなり、これまで作ってきたのどか監督作品の一応ですが集大成?といえる貴重な機会となり本当に嬉しいお知らせでした。

当日は元町商店街で元町夜市も開催されるとのことで楽しみです。

舞台挨拶でのどかも登壇します。皆様もぜひご来場ください。

 

https://twitter.com/moto_ei/status/1012637620629745665